この記事では、これからライターとして本気で稼いでいきたいと考えている方に向けて「Webライターってブログ必要なの?」という疑問について解説していきます。
また、ブログを運営するメリット3つについても解説します。
ライターとして本気でやっていきたいと考えているのであれば、ブログの必要性をちゃんと理解しておかないと、後々の活動でクライアントから困惑されるかもしれません。それくらい重要です。
なお、多くの稼げていないライターはブログの必要性についての理解が浅く、稼げているライターはちゃんと理解している傾向があります。
ブログの必要性をちゃんと理解しておけば、それだけでWebライターの半数は出し抜けますので、ぜひ最後までお読みください。
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Webライターにブログは必要なのか?
結論から言いますと、Webライターとしてやっていきたいのであれば、絶対ブログを運営するべきです。
なぜなら、メリットがあまりにも大きく、ブログ運営をしているのとしていないのとでは大きな差が生まれるからです。
よって、Webライターにブログは実質的に「必要」になります。
Webライターにブログが必要な3つの理由
主に以下の3つです。
- クライアントの仕事を体験するため
- WordPressに慣れるため
- 自分の実力や価値を可視化するため
順番に解説していきます。
【ライターにブログが必要な理由1】クライアントの仕事を体験するため
ブログを運営すると、クライアントの仕事を疑似体験することができます。
具体的には、ブログ運営によって記事掲載はもちろん、情報発信、インターネット集客、広告やアフィリエイトなどによる売り上げ作りなどの、いわゆる「普段クライアントがしている仕事」を網羅的に体験することができます。
つまり、クライアントが普段行っている、記事掲載から収益化までの一連の流れを、ブログ運営によって体験できるのです。
クライアントの仕事を理解すると、クライアントが普段ライターに何を求めているのかがわかるようになるので、より価値提供できるようになり、結果として文字単価を上げてもらいやすくなります。
正直、クライアントの仕事をちゃんと理解しているライターとそうでないライターとでは、雲泥の差があります。具体的には、運営者の目線を持っているかどうかが違ってくるので、記事を作成する際の意識が変わってきます。
例えば、「どれだけ読者に優しい記事にできるか」「なぜSEOを頑張らなければならないのか」などの心持ち(本気度)が変ってきますね。
当然、心持ちが違えば記事のクオリティにも大きく響きますし、そうなればクライアントとしても、記事の質が高いほどによりお金を払いたいと考えるようになることでしょう。
よって、ライターとして本気で稼いでいきたいのであれば、クライアントの仕事を体験するために、ブログ運営が推奨されるわけです。
【ライターにブログが必要な理由2】WordPressに慣れるため
クライアントはほとんどの場合、メディア運営にWordPressを使っています。
WordPressとは、CMS(Contents Management System:コンテンツ・マネジメント・システム)の一種で、簡単に言えば「コンテンツの運営管理を簡単にできるシステム」です。
「CMS」とは、「Contents Management System:コンテンツ・マネジメント・システム」の略で、簡単にいうとWebサイトのコンテンツを構成するテキストや画像、デザイン・レイアウト情報(テンプレート)などを一元的に保存・管理するシステムのことです。
難しいことを抜きに言えば、WordPressを使えば簡単に自分だけのWebサイトを作成&運営できるのです。もちろん、ブログも運営できます。
そして、ここからが重要なのですが、世のほとんどのクライアントはWordPressを使用しています。
さきほども理由1で書いたようにWebライターでうまく稼いでいくには、いかに役に立てるかが重要になってくるので、クライアントの仕事を理解することが大切になってきます。
クライアントの役に立てるWebライターになろう!というときに「WordPressを知らない、わからない」となれば、大きなハンデになるわけです。
実際、単価交渉の際には「記事の入稿もこれからは私の方で行うので…」といった感じに、クライアントの仕事の一部を巻き取るような提案をしたほうがうまくいきやすいのですが、WordPressをよく理解していないと、まずこの部分で不利になります。
この他にも、クライアントの言う単語が理解できなかったりすると、その時点で「あ、この人はダメかもしれない」と思われかねません。
そこでブログ運営です。WordPressでブログ運営をすることによって、より理解が深まります。勉強になるだけでなく、他に挙げている2つのメリットも享受できるので、一石三鳥です。
実際に触ってみるとわかりますが、WordPressってそんなに難しいものではありません。
いざやってみたり調べてみたりすると意外と簡単だったりします。
よって、Webライターとしてうまくやっていきたいと考えている方は、WordPressでブログを運営することをオススメします。
【ライターにブログが必要な理由3】自分の実力や価値を可視化するため
ポートフォリオという概念があります。
ポートフォリオとは、わかりやすく言えば「クリエイターが自分をアピールする際に使う作品集」のようなものです。
就職活動の際に、自己アピールのために履歴書を仕上げるような感覚に近いかもしれません。
ライターならば、クライアントに自分の能力をアピールするためにポートフォリオは準備しておきたいものです。あるとないとでは、クライアントへ自身の価値をアピールする際に雲泥の差ができます。
そこでブログ運営です。常日頃からブログで記事を執筆していれば、クライアントにそのブログや記事を見てもらうだけで自身の能力の度合いが一発で伝わります。ブログをポートフォリオとする、ということです。
また、すでに案件をこなしているライターの場合なら、1つの記事に今まで書いた記事のリンクをまとめておく※と、それこそ一目でクライアントに「あ、この人は良いライターさんかもしれない」と伝わりやすいです。
※リンクを掲載する際は、クライアントに一言リンクを掲載する旨を申し込んでおきましょう。
とにかく、ポートフォリオとして自分でブログを運営したほうが、クライアントに自身をアピールする際にとても有利になるのです。
ちなみに、あるライターさんがTwitterにて「ポートフォリオを作っているかどうか?」とアンケートで質問してみたところ、約50%の人が「作っていない」と答えた、なんて事例もあるようです。
もしかすると、ポートフォリオを持っておくだけで、全ライターの中の上位50%に入れるのかもしれませんね。
結論:Webライターならブログ運営は実質必要
Webライターがブログを運営するべき理由は次の3つです。
- クライアントの仕事を体験するため
- WordPressに慣れるため
- 自分の実力や価値を可視化するため
よって、実質的に必要になってきます。
くどいようですが、ブログを運営しているのとしていないのとでは、両者の間に大きな差が生まれます。
ある意味では、自分で運営しているブログをちゃんと持っているだけで、ライターの中では大きく有利になれるということです。
ライターとして本気でやるぞという姿勢がある方は、必ずブログ運営を行いましょう。
なお、「WordPressを使ったブログを、1から開設する方法」については下記の記事にて解説しています。必要に応じてお読みください。